[フレンチ・ダイニング] ル・ペルゴレーズ

――仏蘭西国(フランス)最優秀技術者・ステファン・ガボリョー、至高のセレクト

MOF(仏蘭西国家最優秀技術者)の称号を持つステファン・ガボリョーがパリに有するミシュラン1ツ星レストランの名を冠した。パリ店のグランドメニューより人気の高いものをセレクトし提供。ワインセレクションも秀逸。

●東京都新宿区西新宿6-6-2 ヒルトン東京2F TEL/03-3344-5111(代) 営業時間/17:30~22:00(21:30LO)月曜休 コース1万1550円~、アラカルト1800円~。

まさに逸品揃い。それぞれに合うワインをセレクトしてくれる。しかし金平会長は水を飲む。ノルウェー産の超軟水「ボス」が好み。「水も料理に合いますよ」。

1.「ロブスターのポーチ エッグプラントバリエーション ターメリックソース」(7810円)
 2.「バスク風ピーマンのアンチョビ包み ヨーグルトチョリソーソルベ」(3190円)はアイスホッケーのパックをイメージ。
 3.「ラムラックのロースト ハーブクラストとクスクス添え」(7480円)
 4.「フォアグラとトリュフのチキンバロティーヌ チキン レッグのブレゼを添えて」(6710円)

[割烹] あかさか弥市

――夏の鱧、冬のフグ。 季節に彩られた究極の一品

季節感が横溢するメニューの数々。魚はすべて天然の近海ものを使用。旬の味を多彩に楽しませてくれる。卯の花(400円)など、廉価な肴も充実している。

●東京都港区赤坂5-4-16 シナリオ会館内 TEL/03-3584-0722 営業時間/平日:11:30~13:30、17:00~23:00 (22:30LO)、土曜:17:00~23:00(22:30LO)日・祝日休 席数60席

「夏は鱧、冬はフグ。わたしはこの店に季節感を楽しみにやってきます」(金平会長)。夏季のもうひとつの目玉、おこぜの姿作りも人気。

1.さっぱりと涼を呼ぶ「初かつをのたたき」(2940円)
 2.「はもの押寿司」(1260円)は滋味がぎゅっと凝縮。
 3.「柳がれいの焼き物」(3150円)は一枚魚の焼き物の最高峰。脂が実にうまい。
 4.名物「はもの天ぷら」(1260円)。梅肉を巻いた鱧を大葉で包んで揚げる。コクと爽やかさが口の中で踊り出す。

(構成・文=須藤靖貴 撮影=奥谷 仁)