上司への非難や愚痴は一切口にしないほうがいい

文句を言わずにトラブルを解決しようとしているあなたの行動を見て『こいつをいい加減な上司の下で働かせるのはもったいない』と思ってもらえるかもしれません。『どうすればリカバリーできますか』『リカバリーするための情報を探しています』というような言葉がいいでしょう。手を差し伸べてやりたいと思わせる状況をつくることです。

上司への非難や愚痴は一切口にしないほうが周りの心証はよくなります。愚痴を聞かされる側にしてみれば、無駄な時間に付き合わされるだけでなく、自分も失敗の巻き添えにされるかもしれないと危惧するからです。『孫子』に利に合して動き、利に合せずして止むとあります。常に冷静であること。感情で行動するのは慎みましょう。

たとえ辞めざるをえない状況にまで追い込まれたとしても、投げ出さずに、貴重な経験を積むチャンスだと思ってできるだけリカバリーしてから会社を去ることです

鈴木博毅
1972年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。経営戦略コンサルタント。著書に『実践版 孫子の兵法』『「超」入門 失敗の本質』ほか。
 
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(構成=遠藤 成)