同じ事業でも、ビジネスモデルによって収益は大きく変わってきます。そこで自社の強みを踏まえ、最も適切なバリューチェーンを構築しなければなりません。
バリューチェーンは、業種ごとに異なります。出版であれば、企画→執筆→編集→印刷→流通→販売。食品製造業なら、商品企画→開発→材料調達→製造→流通→販売です。まずは自分の手がける事業のバリューチェーンを理解し、一連の流れが見えてきたら、その中で自社が担う工程を決めていく。社内のノウハウや事業が使える部分は活用していきますが、全くノウハウがない部分では「挑戦しすぎない」選択も大切です。その分野が得意なパートナー企業とどのように連携するかを検討し、バリューチェーン全体を完成させます。
ビジネスモデルを考えるのは、簡単な作業ではありません。もし迷いが生じたら、「ビジネスモデルとは、儲けを生み出すビジネスの仕組み」という原点に戻ってください。そのうえで、対価をもらえる事業の価値を明確にし、その付加価値は他社と何が違うかをとことん考える。この2つさえクリアできていれば、最適なバリューチェーンが見つけやすくなるはずです。
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