独立行政法人として再スタートを切った国立がん研究センター。その象徴としてそびえ立つのが、東京・築地にある同センター中央病院だ。多くのがん難民を救えるか。

独立行政法人として再スタートを切った国立がん研究センター。その象徴としてそびえ立つのが、東京・築地にある同センター中央病院だ。多くのがん難民を救えるか。

国立がん研究センターといえば、これまで“がん難民量産工場”と揶揄されてきた。嘉山氏は、この問題へ特に注力。患者本位のがん医療のための「がん難民対策プロジェクト」を立ち上げ、7月には「がん相談対話外来」をつくった。