*今回の取材で知りえた内容に関して、郭台銘氏に事実確認を申し込んだところ、フォックスコンより英文での返事が届いたので、翻訳したものを掲載する。なお、郭台銘氏への取材を申し込んだが、現段階では応じていない。
Foxconn Technology グループから申し上げること
2016年7月1日
弊社の方針により、噂や臆測に関して、コメントはいたしません。さらに、Foxconnは厳格な会社の方針として、社員・人事の詳細について、それが現在の社員であろうと退職した社員であろうと、第三者に開示することはいたしません。
しかしながら、以下のことは強調させていただきます。それは、わがグループの業務遂行において、我々は人間中心のアプローチを採用しており、また、グローバルにビジネスをするうえで、公平、平等、誠実さの原則を順守することにコミットしております。Foxconnは責任のある、フェアで、平等な機会を提示する雇用主であり、さらに実力主義の昇進と報酬体系を採用しており、従業員の成長を支援するべく前向きな労働環境を採用しております。
責任のある企業主体として、企業統治において、Foxconnは法令や規制を順守しております。企業統治に関して、我々は自らに高い水準を課し、この点に関して株主の期待に応え続けるべく、制度やベストプラクティスを実施している次第です。我々の堅固で高度に専門的な経営陣は、力を合わせて、こうした企業の方針を成長させ実行し、強い統治を確保し、ビジネスを俯瞰することで、弊社の持続可能な成長と継続的な成功を確保する次第です。
我々の従業員は我々の最も重要な資産であり、また、それが現在の従業員であれ過去の従業員であれ、弊社の成功に向けてなされた彼らの貢献を貴重だと考えている次第です。