立て板に水のトークは、ビジネスに必要ない。とはいえ、マジメに拝聴するだけでは先に進まない。相手がこちらに(意識的・無意識的に)求めていることを的確に察知し、シンプルに返答すること。相手の立場に立てば、心を溶かすことができる!
上司への報告・連絡・相談は、部下の日課。どんなトークをすれば上司とうまくやっていけるのだろうか。
2014年のビジネス書大賞書店賞に輝いた『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』を著したデロイト トーマツ コンサルティングのシニアマネジャーの河野英太郎氏は「前置きの言葉」を重視する。連絡事項の本題を伝える前に、「実は、準備不足なのですが」とか「ちょっと整理をしきれていないのですが」などと雲行きの怪しさを正直に言ってしまうと、上司の反応はネガティブで厳しいものになりやすい。
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