これまで、どんな劣悪な経営状態の企業も立て直してきた稲盛氏の経営テクニックは、一般の家庭にも有効だった! みるみる家計がよみがえる、簡単なステップを見ていこう。
家計管理はダイエット、短期間で支出を調整
大きな組織を独立採算で運営する小集団に分け、その小さな組織にリーダーを任命して、共同経営のような形で会社を経営する。ここで言われる小集団が「アメーバ」で、独立採算の手法が「部門別採算制度」です。稲盛氏が社員全員の採算意識を高める目的で編み出した経営手法ですが、家庭では簡単な方法で「計画」の意識を浸透させていきましょう。
たとえば、食費や被服費、日用品費など、財布から支払う「変動費」の計画を月10万円に決めたとします。「1カ月でこれだけ」と考えていると、知らないうちに使い込んでしまうもの。家計簿が赤字を確認するための手段に成り下がっていることもあります。そうならないよう、使える変動費を日割り計算して、短期間で計画内に収めるように調整するのです。
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(大高志帆=編集・構成)

