みずほ銀行は、自行以外のATMは基本的に有料だが、首都圏のサークルK、サンクス内の「ゼロバンク」では時間内無料になる。ゼロバンクは首都圏と中京圏で展開するATMネットワークで、首都圏では三菱東京UFJ銀行以外の大半の銀行は時間内無料で利用できる。コンビニATMは地域や店舗によって利用状況が異なることがあるので、あらかじめタダで使えるところを探しておくといい。

コンビニでも18時を過ぎれば手数料がかかるが、深夜でも週末でもタダで引き出す方法が、その3「銀行の会員サービスを利用すること」。各銀行は取引内容に応じて各種手数料を無料にするなどの会員サービスを行っており、総合口座があれば簡単に会員になれる。

タダで引き出すためのハードルは意外に低く、三菱東京UFJ銀行の会員サービス「メインバンクプラス」は、給与振込口座にするだけで自行ATMがいつでも終日無料、提携コンビニのATMが月3回まで終日無料になる。預金残高50万円以上なら自行ATM、提携コンビニATMがいつでも終日無料に。三井住友銀行の「SMBCポイントパック」は、給与振り込み、預かり資産30万円以上、Web通帳の契約などの条件に一つでも合えば自行と@B∧NKのATMがいつでも終日無料、セブン銀行、ローソンなど提携コンビニのATMが月4回まで終日無料(2010年12月~)。みずほ銀行の「みずほマイレージクラブ」では、預かり資産10万円以上、マイレージクラブカードから毎月引き落としなどの条件に一つでも合えば、自行ATMのほかセブン銀行、ローソンなどの提携コンビニのATMがいつでも終日無料になる。

まずは、給与振り込み銀行で会員になっておこう。