この夏、「生保の二重課税」というニュースに目を奪われた人も多いだろう。最高裁は今年7月、「年金方式で生命保険金を受け取るとき、相続税を課したうえに所得税を課税するのは違法である」との判決を下した。これを受け、国税当局は年内にも徴収しすぎた所得税を還付する方針だという。

「二重課税」というのは、インパクトのある言葉だ。保険金を年金で受け取るのはごく一般的な方法だけに、「自分の保険も関係あるのか?」と思った人も少なくないだろう。そこでまず、どんな場合が二重課税に該当するのかを整理してみよう。