4.【名刺交換】お客さまと自分の上司の仲介役となる場合

Q. 取引先へ初めて上司が同行することに。自分にとっては目上の2人。どういう順番で紹介すればいい?

A. まず身内から紹介します。「私どもの○○でございます。こちらの方が○○さまでいらっしゃいます」と敬意の度合いを踏まえた言葉遣いで。身内の指し示し方は、胸を開いた状態で、相手と垣根をつくらないようにします。(伊東)

5.【商談】一目置かれるお辞儀の仕方

Q. 「姿勢がきたない」「誠意が伝わらない」と、さんざんな評価のお辞儀。一目置かれるやり方は?

A. 腰を起点に、上体をまっすぐにしたまま頭を下ろします。相手の足先が目に入るぐらいに下げると、気配が伝わり、先に頭を上げることがありません。下ろしてからしばらく止め、ゆっくり上げるのが理想の間合いです。(伊東)

6.【商談】洗練された座り方

Q. 気がつくと姿勢が崩れている長時間の商談。どんな座り方をしていれば、洗練されているように見える?

A. 軽く握った手を膝中央に置き、背筋を伸ばします。背もたれと背中は拳ひとつ分の距離を。低い椅子であればボタンをはずしても結構。先方がいらしたら、左手でそっと留めながら右手で握手するのがスマートですね。(伊東)