憲法九条は変えるべきではない

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神戸出身の杉尾氏だが、参院選では長野から立候補する。

安倍総理は、年頭会見で参院選の争点の1つとして「憲法改正」を掲げた。杉尾氏は「私は、1文足りとも変えてはいけないとは思わない。ただ、第九条は手をつけるべきではない」と明言する。

ただ、自民党は「緊急事態条項」の追加を憲法改正の出発点にする方針だという。その点については「今の自民党案のままでは政権に過大な裁量権を与えることになる。大震災のような緊急事態に対応するには、必要な法律を作ったり改正することで対処できる。数の論理で押切り“条項がないからまず作る”というのはあまりに乱暴な話。精緻な議論を経てから条項を作るのが正しい順番だ」と語気を強くする。

世論調査の支持率では自民党に大きく水を開けられている民主党、7月の参院選が即、政権選択に繋がることはないだろう。ただ、主権者たる国民の選択次第では、現政権に不満を表したり、暴走にブレーキをかけることもあり得る。杉尾氏の“選択と覚悟”が民主党再浮上の一助となるのか、注視したい。