【アドバイス】弱点別にエクササイズ法を伝授!

STEP2では、これまであなたが逃してきた分野の運を見つけだしました。その分野を特に意識して、あなたの運を変えていきましょう。このSTEPでは普段の生活で運気を高める方法を解説します。

▽タイプAが低かった人は 
⇒4人の友人をつくる 
これから1カ月間、1週間に1人以上、あまりよく知らない人や初対面の人に自分から話しかけてみよう。好感を持てない相手と無理に話をする必要はない。親しみやすく、気さくそうな人に話しかけよう。話のきっかけをつかむには、まず質問をするといい。大切なのは断られることを恐れないことだ。

▽タイプBが低かった人は 
⇒瞑想をする 
静かな部屋で椅子にゆったりと座る。目を閉じ、体の力を抜く。気持ちが落ち着いたら同じフレーズを心のなかで何回も繰り返そう。どんな言葉でもかまわない。大切なのは、一定のペースで繰り返し唱えながら、頭を空っぽにしていくこと。10分ほど集中したら静かに目を開けよう。

▽タイプCが低かった人は 
⇒3種類の目標を決める 

将来の目標を具体的に決めることによって、期待を正しい方向に向けよう。短期(これから1カ月間で実現させたいこと)、中期(半年間)、長期(1年以上)の3種類の目標を書き出す。「幸せになりたい」という漠然とした内容ではなく、どんなことをしたら幸せになれるかを考えて、具体的な目標を考えよう。

▽タイプDが低かった人は 
⇒最悪の状況をイメージする 

運のいい人は不運のプラス面を見ることで、不運を幸運に変えることができる。ポイントは、状況がさらに悪くなった場合を想像することだ。交通事故に遭ったとしても、少なくとも命は助かった。仕事の大切な約束に遅れたが、行けなかったわけではない。このように考えれば、気が軽くなるはずだ。

Richard Wiseman(リチャード・ワイズマン)
1966年生まれ。英国ハートフォードシャー大学教授。プロマジシャンとして活躍後、ロンドン大学を卒業。エディンバラ大学にて博士号取得(心理学)。2002年、ジョセフ・リスター賞(英国科学協会)を受賞。
【関連記事】
美輪明宏が見た「運のいい男の法則」
悪癖改善! 自分を変えるための7つのステップ
幸運は6割の確率でやってくる!「成功の統計学入門」
人事部の告白「40代で終わる人、役員になれる人」
偶然の幸運は、楽観的な人に訪れる