「不正を見つけようとしていたわけではない」
独フォルクスワーゲン(VW)がEPA(連邦環境保護局)から2リットルターボディーゼルエンジンのECU(エンジン制御ユニット)に排出ガス検査を不正にパスする違法な制御プログラムが組まれていると糾弾されてから約1週間。その影響はVWのマルティン・ヴィンターコルンCEO(最高経営責任者)の辞任にとどまらず、世界の自動車業界に拡大する様相を呈しはじめている。
今回の問題を突き止めた環境NGO(非政府組織)のICCT(The international council on crean transportation=クリーンな輸送に関する国際評議会)は他メーカーの排出ガスについても規制値を大幅に超えるケースがあると指摘。これに対してBMWやダイムラーは「我々は排出ガス規制に準拠させるのに違法なプログラムは使用していない」と真っ向から反論している。
こちらは会員限定記事です。
無料会員にご登録頂くと、会員限定サービスをご利用いただけます。
30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
約5万本の全ての記事が閲覧可能
記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
会員限定イベントにご招待