【AFTER】年間貯蓄:65万円
(1)郊外へ引っ越し、家賃を下げる……通勤時間が少し長くなっても、数駅分都心から離れるか、郊外へ移るかで家賃はぐっと下げられる。保育園や学校に子どもが通う前のほうが転居しやすい。家賃目安は、年収の2割以下。
(2)冷暖房、TV、風呂で1000円カット……夏は扇風機を活用し、エアコンは最低限に。冬はコタツが一番電気代が安い。シャワーを使わず、お風呂は追い炊きせずに家族が続けて入るだけで水道&電気代1000円分カットはすぐ。
(3)パケットなしのガラケーに交換……妻のスマホをガラケーに変更し、パケット利用などを減らす。2人で1万円以内に収めることを心がける。
(4)お古やリサイクルショップを活用……子どもはサイズアップも早く長くは着られない服も多い。消耗品と割り切って、お古やリサイクルショップを活用したい。
(5)公共施設を利用……レジャー施設は子どもがもう少し大きくなってからにとっておき、近場の大きな公園や公共施設、公共の宿を利用する。その分を貯蓄に回し、今後の子どもの教育費の足しに。
▼これでも十分楽しめる!:公共の大型公園
芝生の広場や大型遊具などで子どもが自由に遊べる貴重な場所。小さい頃は存分に活用したい。遊園地や動物園、プラネタリウム併設もあり、1日安価で楽しめる。
▼さらに差がつく:新聞代を削るなら、チラシはネットでチェック
新聞を定期購読していない人が多いこの収入層だが、節約生活を送るならチラシは必須アイテム。例えば「ShuFoo!」はサイトとアプリからチェックでき、地域を指定すると、そのエリアの様々なチラシを見られる。
家計の見直し相談センター 藤川 太(ふじかわ・ふとし)
1968年、山口県生まれ。慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。自動車メーカー勤務を経て、ファイナンシャルプランナーとして独立。「家計の見直し相談センター」を運営し、累計1万5000世帯超の相談実績を誇る。著書に『年収が上がらなくてもお金が増える生き方』など。
1968年、山口県生まれ。慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。自動車メーカー勤務を経て、ファイナンシャルプランナーとして独立。「家計の見直し相談センター」を運営し、累計1万5000世帯超の相談実績を誇る。著書に『年収が上がらなくてもお金が増える生き方』など。