街の中心部に広場付きの市役所を――。森民夫市長の案から、「地域を活性化する建築」をコンセプトにアオーレ長岡のデザインは始まりました。

地域を活性化するには、まずは人が気軽に集まれるような市役所でなければなりません。そこでヒントにしたのが「土間」です。昔の農家には玄関はなく、必ず土間から人が出入りしていた。だから建物がしかめっ面することなく、誰でも入っていきやすかった。こうした考えから、玄関から建物の広場を通り、そこから裏の通りへと続く貫通型の広場としての「ナカドマ」を市役所の軸に据えました。