自分の目的とレベルに合った教材選択を

「ただやみくもに継続しても上達しない。勉強にもスポーツにも共通するのが、『上達へのロジックを理解する』『ロジックを理解したうえで継続的に努力する』の2点。このいずれかが欠けた瞬間に上達は困難になります」(大橋さん)

多くの人が役立ったと挙げた教材でも、自身のレベルに合わなければ理解できずにムダになる。また、コミュニケーションを主眼としているのに、TOEIC用文法書では無理がある。まずは自分のレベル、目的を確認し、学習方法、教材、講座を選択することが目標達成への第一歩だろう。

TOEIC学習とスコア分析

(上)TOEICのための学習をしている人 (下)TOEIC学習を継続している年数

TOEICのための学習をしている人
8割近くがTOEICを学習していることが判明。スコアが英語力評価に直結するのが理由か。学習していない人は、学習をはじめて1年未満、もしくは直前学習のみで再受験も。

TOEIC学習を継続している年数
3年以上継続して学習を続けているビジネスマンが約半数。自身の英語力の維持、また学習成果の確認のために継続中。さらに希望部署への異動を叶えるためにも、スコアアップが必須という状況が窺える。

最初のスコア
平均484 最高値900
新入社員に期待されるスコア(中程度)
企業が新入社員に期待するスコアは465~670。最初に獲得した平均スコアはそのギリギリライン。

直近のスコア
平均660 最高値990
海外赴任、国際部門で期待されるスコア(最低ライン)
直近のスコアは海外部門勤務に期待される平均値。国際部門勤務ならば660.840で、平均はその最低ライン。

最初と直近のスコア差
平均176UP 最大値+515 最小値-350
最初のスコアとの差は平均176。多くの人がスコアアップにつながったが、中には継続学習しているものの直近テストでは大幅ダウンした人も。学習方法の見直しが必要だ。