「~であるべき」という自分ルールに縛られた

【解説】

ここで思い込みが明確になってきました。人がイライラするときは、「~であるべき」という極端な自分ルールに抵触していることが多いのです。

Aさんの場合は、2つのルールがありました。この2つを明確にして客観視したときに実は自分も中学のとき同じことで父親に反抗していたことを思い出しました。長女の姿は全く自分の反映だったわけです。

このあと、Aさんは長女に自分の過去の姿を映し出し気持ちを理解するようになった結果、圧倒的にイライラすることが減りました。

もちろん、これで全てが解決するわけではありません。次回ご紹介する、レベルを下げる、能動パターンに変わるという技術を使うとより劇的な変化が起きるのです。

次回もぜひお読みください。

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