【靴】黒と濃茶が基本、「ローファー」は避けたい
▼定番の「黒スト」は必ず揃えたい
ビジネスシューズの基本は紐靴。なかでもつま先の切り替えが一文字の「ストレートチップ」がベストです。色は黒か濃茶がいいでしょう。黒なら冠婚葬祭にも使えます。「モンクストラップ」は例外的に認められていますが、靴ひものない「ローファー」などはビジネスには不適です。
【ベルト】止める穴は「3つ目」。靴との色と素材を揃えよ
▼革小物は素材と色を合わせる
革小物は素材と色を合わせるのがルールです。靴が黒と濃茶なら、ベルトの種類も少なくて済みます。ベルトには穴が奇数で空いていますが、真ん中の穴で留めるのが原則。穴が5つなら3つ目です。ブランド名がすぐわかる派手なバックルはNG。シンプルなデザインが一番です。
【カバン】革製で「自立」するものを選びたい
▼「ここぞ」のために手持ちの革鞄を
パソコンを持ち歩くためにナイロンバッグを選ぶ人も少なくありません。間違いではありませんが、肩掛けはスーツの生地や肩パッドを傷めますし、「ここぞ」というときのために黒か茶の革製バッグを持っておきたいものです。地面に置いたとき、支えがなくても自立するものをおすすめします。
(撮影=市来朋久 衣装協力=ニューヨーカー、ポール・スチュアート、三陽山長、フランコ・プリンツィバァリー)