【ワイシャツ】色は白かサックスブルー、襟型は「セミワイド」が正解
▼サイズ選びの合言葉は「指1本分」
シャツは白かサックスブルー(薄い青)が基本。無理にほかの色を着る必要はありません。柄は細かいストライプまで。襟型は「セミワイド」と呼ばれるものがおすすめです。色無地やストライプに白い襟がついた「クレリック」は、カジュアルなシャツなので上級者向きです。シャツ選びで重要なのは、首回りのサイズと袖の長さです。特に首回りさえきちんとしていれば、ほかは上着でも隠せます。シャツと首の間に指1本分の隙間ができるぐらいが適切です。
[A]ボタンダウンカラー
クールビズの影響もあり、広く着られるようになりましたが、本来はスポーツ用につくられたカジュアルな襟型です。いまやマナー違反とまではいえませんが、ビジネススーツにはおすすめしません。
[B]ワイドスプレッドカラー
襟の間の広がりが120度から180度くらいまで開いたシャツです。首元の立体感が美しいのですが、ネクタイの結び方の上手い下手でVゾーンの表情が変わるため上級者向き。自己主張も強めです。
[C]セミワイドスプレッドカラー
襟の間が90度から120度くらいまでのシャツです。誰にでも似合うオーソドックスな型で、ネクタイの結び方に左右されず、安定したVゾーンをつくることができます。おすすめです。
[D]レギュラーカラー
襟の間の広がりが75度から90度くらいまでのシャツです。かつては主流でしたが、首元の立体感が出しづらく、スーツのVゾーンとの間にも微妙な隙間ができ、すこし古くささを感じます。
【ネクタイ】自信がないなら「無地」で、柄は小さいほどいい
▼紺とグレーの「無地」を揃えるといい
無理して柄物をする必要はありません。実は最もコーディネートが簡単なのが無地(ソリッド)。色はやはりネイビーかグレーがおすすめです。淡色から濃色まで揃えれば、正統派でモダンな着こなしが簡単に実現します。ほかには小紋やドット(水玉)、ストライプの古典柄が無難。柄は小さいほど落ち着いて見えます。