違いはポテンシャルではなく心構えにある。人材育成のプロたちが説く、いまもこの先も活躍できる人の条件とは。

上司のスタイルを見極める

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自分の世界観だけで考えない
●解説者:熊平 美香

上司にとって仕事をしやすい部下になればいいのです。3つのポイントがあります。

一つは、上司に指示を仰がなくてもやれる仕事と、指示が必要な仕事をきちんと切り分けること。指示がなくても一人前にこなせるようになったのにいちいちお伺いを立てていたら上司もうんざりしてしまいます。逆に、難しい仕事に積極果敢に取り組むのはいいのですが、適切なホウレンソウ(報告・連絡・相談)なしで突っ走ってしまうと、上司はハラハラします。どちらも上司にとっては迷惑な部下です。