なぜか「地元支持率」が高い大学

大阪の高校を中心に見ていくと、3位の豊中は前年を21人上回る163人で前年の4位から3位に上がった。他大学の合格者も京都大6人、大阪大39人、神戸大31人と、多くの難関大に合格者を出している。高津は24人増で118人となり順位が16位から8位に上がった。同校は京都大7人、大阪大24人、神戸大25人などの難関大合格者がいる。

その他、15位の生野が17人増の101人となり24位から上がるなど、大阪の府立校は合格者が増加傾向にある。大阪府が指定した進学指導特色校から、今春、最初の卒業生が出た影響だ。進学指導特色校には大学進学に特化した全府から募集可能な文理学科が設置されており、そのクラスを中心に難関大合格実績が伸びている高校が多いのだ。

地元である兵庫の高校の状況も見ておこう。ランキング2位の北摂三田は11人減で178人となり、昨年の1位から下がった。同校は京都大1人、大阪大14人、神戸大15人などの難関大合格者がいるが、昨年と比較すると全般的に減少傾向にある。

4位の神戸は23人増えて139人となり、前年の6位から順位を上げた。兵庫の公立トップである同校の今春の難関大合格者数は、東京大5人、京都大22人、大阪大46人、神戸大45人などとなっている。大阪と同様に合格者が増えている兵庫の高校は多く、136人で5位の御影が39人増、126人で6位の加古川東が28人増。他にも7位の姫路西が31人増えて121人、10位の須磨学園が19人増で109人、13位の宝塚北が46人増で106人などとなっている。

ランキングの高校は兵庫と大阪だけなので、対象をベスト20圏外に広げて他府県の状況を見ると、近畿では奈良県の高校からの合格者が多く、34位奈良(70人)、47位の郡山と帝塚山(54人)、58位畝傍(44人)、70位平城(39人)などがある。地理的に大阪を挟む京都の高校は少なく、合格者数上位100校に入っているのは、66位の京都女子(41人)のみ。関西学院大は関関同立(関西大、関西学院大、同志社大、立命館大)の中で地元からの支持が大きい大学と言えよう。