成績が悪い営業マンは容赦なく子会社へ

個人消費や設備投資の冷え込みで企業の業績が落ち込む中、数字を求められるマネジャーや営業マンたちが悲鳴をあげている。不動産仲介業大手の某店舗で営業を担当する小山亮輔さん(仮名・26歳)は、現場の状況をこう明かす。

「店舗の前期の売り上げ目標は、営業マン8人で4億円。1人当たり平均5000万円のノルマでしたが、前期はほぼ全員クリアできました。しかし、今期は目標が下方修正されたにもかかわらず、いまのところ達成できそうな人は一人もいない状況。目標未達になると今夏のボーナスゼロという噂も流れているので、みんな戦々恐々としています」

営業マン以上に厳しい立場に立たされているのが店長だ。小山さんの会社の場合、営業マンは売り上げに応じて年収が決まるため、目標数字は給与に直接影響しない。しかし、店長は目標対比で給与が決定するので、ノルマ未達では給与が大幅にダウンすることになる。