すぐやる習慣2 ベビーステップで始める
ベビーステップとは「赤ちゃんの一歩で始める」ということです。
行動を起こすまではとても気が重かったのに、一歩踏み出してみたら、気の重さ、不安がどんどん軽くなり行動が進むといった経験はないでしょうか?
人は止まっている時が一番気が重く、先延ばしにする理由を考えます。しかし、進み始めれば心理的負荷は下がり、意欲が高まり、行動する理由を考えます。
このベビーステップで始めるという習慣は、あらゆる先延ばしを一気に解消する強力な解決策になります。
たとえば、私は先ほどの報告書を書くことにストレスを覚えますが、決まってまず5分だけ書いておこうとタイマーにスイッチを入れて手をつけます。
すると、手を動かし始めるとびっくりするほど一気に進みだします。
習慣化でも同じです。私はクライアントに、ジョギングをしたいが忙しくてできないという人には、「じゃあ、15分のウォーキング、最悪忙しい時はウェアに着替えるだけでいいのでやってみてください。」と提案します。
結果、ハードルが下がったので、ウェアを着替えるだけではなく、階段の上り下りだけはやってみたり、15分のウォーキングに留まらず、30分ぐらいのジョギングができたりします。
完璧主義の人ほど、ベビーステップで考える発想が有効です。
先延ばしをなくせば、仕事でも成果が出ますし、ストレスが軽くなります。
少しでもヒントになることがあればあなたの状況に適用してみてください。