朝早く起きたほうがいいことはわかっているのだが、具体的なメリットとは何か──。
朝活のプロの実践方法からそれらを引き出すとともに、脳科学で早起きによる潜在能力を引き出すメカニズムを解明する。
快の感情で潜在能力を発揮

メンタルトレーナー 久瑠あさ美氏
朝時間の活用は心理面からも重視されていて、メジャーリーガーの川﨑宗則選手など、多くのトップアスリートのイメージトレーニングを指導してきたメンタルトレーナーの久瑠あさ美さんは「イメージトレーニングの効果を上げるためには、早朝の時間帯に行うのが最もいいのです」という。
「脳の働きには、自分で意識できている顕在能力と、意識できていない潜在能力があって、そのうち潜在能力が9割以上を占めていて、自分を変える大きなパワーを秘めています。そして、早朝はその潜在能力を発揮させる絶好のチャンスなのです。早朝は脳が覚醒しきっていない意識と無意識の境目である“まどろみ”の時間。頭のなかが白紙の状態になっているため、潜在意識を引き出しやすいからです。早朝は一人きりの時間であることが多く、自分の心を見つめ直す『マインドフォーカス』にも向いています」
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(南雲一男、小倉和徳=撮影)