人と競争をするのが目的ではないのだから、「汗をかくのは気持ちいい」と思えるくらいの運動からはじめてみよう。篠原教授のお勧めはサッサカ歩く「インターバル速足」だ。
まずウオーミングアップをした後、息が上がるくらいのスピードで速歩きを3分。次に呼吸を整えながらゆっくり歩きを3分。これを交互に繰り返し、週に合計90分を目指すというもの。心肺機能、筋力ともに鍛えられるエクササイズだ。
脳と体を分けて考えてしまいがちだけれど、2つは切っても切れない関係。脳が体をコントロールしているわけではなく、実は逆に、体が脳に与える影響がとても大きいのだ。
やる気が出ないときは、背筋を伸ばして、目線を上に上げ、口角を上げてみよう。これだけで思考がポジティブになることが知られている。
内田 直
1956年生まれ。滋賀医科大学卒業。早稲田大学スポーツ科学学術院教授、日本スポーツ精神医学会理事長。日暮里あべクリニック担当医。睡眠医療認定医師。
篠原菊紀
1960年生まれ。東京大学卒業。諏訪東京理科大学共通教育センター教授。平易な解説でテレビ番組などでも活躍。著書に『勉強にハマる脳の作り方』ほか。
澤口俊之
1959年生まれ。北海道大学卒業。京都大学霊長類研究所、北海道大学教授を経て、2006年人間性脳科学研究所所長。2011年から武蔵野学院大学教授兼任。
1956年生まれ。滋賀医科大学卒業。早稲田大学スポーツ科学学術院教授、日本スポーツ精神医学会理事長。日暮里あべクリニック担当医。睡眠医療認定医師。
篠原菊紀
1960年生まれ。東京大学卒業。諏訪東京理科大学共通教育センター教授。平易な解説でテレビ番組などでも活躍。著書に『勉強にハマる脳の作り方』ほか。
澤口俊之
1959年生まれ。北海道大学卒業。京都大学霊長類研究所、北海道大学教授を経て、2006年人間性脳科学研究所所長。2011年から武蔵野学院大学教授兼任。
(冨田寿一郎=撮影(澤口俊之氏))