『アーネスト・サトウ日記抄』を読むと、最後の将軍となった徳川(一橋)慶喜について、激動の時代を動かしていた人々の慶喜評が記されている。

「将軍慶喜の動止を視るに、果断勇決、志望また小ならざる様(略)軽視すべからざる一の頸敵と存じ候」(岩倉具視)