賢く使うとお得
一般的に、MVNOが提供する「格安SIM」「格安スマホ」と呼ばれる商品は、通信速度制限や通信容量制限が行われている。例えばイオンが月額2980円で提供するNexus4(本体機)+格安SIMでは、通信速度が200Kbpsに制限されている。NTTドコモのLTEが150Mbpsと謳っているのと比較すれば、750分の1の速度だ。安いのはいいけれど遅くて使い物にならないのではと、不安に思う人もいるかもしれない。
しかし実際には、文字中心のメールや、LINE程度を使うにはそれほど通信速度は必要ない。私の主観だが、通信速度150Kbps~200Kbpsの格安SIMで各種アプリを利用した体感をまとめてみた。動画や地図を見るとモタツキを感じることもあるが、LINE等のコミュニケーション用のアプリを利用するには不満を感じることはない。
動画などの高速通信が必要な場合には、WiFi環境で見ればいい。移動中はスマホは連絡手段、動画等の娯楽は自宅のWiFiで楽しむ、というように上手に使い分けることができる人であれば、十分低価格のメリットを享受できる。