「無口で不器用」は男らしくて素敵?
図4の「趣味、嗜好」部門では、同じく健康リスクを感じさせる酒やタバコの「過度の摂取」が、「死んでも結婚したくない」に挙がっている。結婚相談所では「年収を上げるより、禁煙」するほうが、相手候補が増えるという結果がある。酒に強いことや、タバコをカッコよく吸う姿が「男らしい」と思われたのは昔の話。健康リスクの因子を抱える男性は夫失格ということだろう。何しろこの厳しい時代、「長く壊れないように働いてもらわなくてはならない」のだから。
図5「女好き度」のランキングは、「死んでも結婚したくない」という項目が、全カテゴリーの中で最大の割合を占めた。「出会い系好き」や「ロリコン」は1位、2位にランクイン。図4「趣味、嗜好」で2位だった「アブナイ趣味がある」も、ひょっとしたら、ロリコンなどのように「逮捕されて社会的地位を失う」リスクに直結するからだろうか。
「女を値踏みする」「女にだらしない」のもダメ、しかし「女に尊大な態度や卑屈な態度をとる」のもダメ。女性たちは、男性が女性にどう接するかを厳しく観察している。「PCにエロ画像を大量保存している」ことも「結婚を躊躇する」要因になるので、職場のPCの中身などには気をつけてほしい。同僚と何気なくした会話から、自分の素行は女子社員にかなり知られていると思ったほうがいい。合コン好き、キャバクラ好きも「死んでも結婚したくない」に入っていることをお忘れなく。
しかし「女にモテる」のは「結婚してもいい」に入っているので、「自分からよその女に行くのは困るが、女から来るのはOK」ということなのだろう。ただし、来る者拒まずでいると、4位の「女にだらしない」に入れられてしまう危険があるのでご注意を。