声の大きさ、妻との関係、持ち物で男の将来がわかるものなのか。年間100人を超えるエグゼクティブの目利きをするカリスマヘッドハンターが解説する。
調査概要/楽天リサーチの協力を得て、インターネットを通じて調査を実施。調査期間は2012年10月12~15日。課長職以上の女性300人より回答を得た。
見極め時期――30代にはだいたい勝負がつく
私は年収2000万~5000万円レベルの経営人材を日常的に目利きしている。彼らのキャリアを振り返ってみると、30代で勝負の大方はついているように感じる。もちろん、大逆転もありうるが、インプットの時期はこの年齢までに終わり、40代になると、もうポテンシャルでは評価してもらえなくなる。
調査で、もっと若いうちに勝負がつくとの回答を寄せた女性管理職の気持ちもわからないではない。ただし、若手のうちは圧倒的に経験が足りない。成長できる環境を与えずに「最近の若者はダメだ」と指摘する論調には違和感を覚える。
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