未来の協力関係を約束する

【後出し自己紹介2】

「私は、○○な人を、○○にできる専門家です」
(ベネフィットと実績で価値を示す)

次に、あなたの専門性を伝えます。このとき、相手が抱えるであろう課題を解決するようなベネフィットを提示し、具体的な数字や実績を添えることで、あなたの「価値メーター」を一気に高めます。

(例)「今は、そんな過去の経験を活かして、『情熱はあるのに、うまく人を巻き込めない挑戦者』の方々を、思わず応援したくなるようなプロジェクト作りのお手伝いをしています。これまでに100人以上のプロジェクトをプロデュースしてきました」

【後出し自己紹介3】

「なので、○○の件、何かお力になれるかもしれません」
(貢献ポイントで未来を約束する)

最後に、相手が話していた課題に対して、あなたが具体的にどう貢献できるかをさりげなく示唆します。これはもはや自己紹介ではなく、未来の協力関係への「招待状」です。

(例)「なので、先ほど悩んでいるとおっしゃっていた『新しい企画』の件、何かお力になれるかもしれません。もしよければ、今度少しお話を聞かせてください」

いかがでしょうか。通常の自己紹介だと、ただのPRになることも、先に話を聞き、相手を深く理解した上で繰り出すこの「後出し自己紹介」は、相手にとって「自分のために話してくれている」という、忘れられない体験となります。

もう、ありきたりの自己紹介でチャンスを逃すのはやめにしましょう。

リアクションや質問で最高の聞き手になり、最強の「後出し自己紹介」を繰り出す。それこそが、初対面だったとしても、ただの知人を未来の仲間へと変えるための、最も確実な一歩なのです。

自分の話を先にしない分、最初のスポットライトは相手に当たります。そのあとであなたが提供できることを示せば、相手がより輝きます。

150円で絶大な信頼を得る“コンビニの飲み物”

ここから先は、「相手に光を当てる」という姿勢を、日常の接点でどう行動に落とすか。つまり、信用残高を地道に積み上げる実践編です。

最高の自己紹介で相手とつながったら、ほんの少しだけ能動的になってみましょう。といっても、何か大きなことをする必要はまったくありません。必要な投資額は、わずか150円です。

この方法は、驚くほど簡単に相手の「好きメーター」と「関係性メーター」を同時に高めることができる、非常に強力な技術です。

やり方は、信じられないほどシンプル。

セミナーの休憩時間や、誰かとの打ち合わせの前など、ちょっとした時間にコンビニに立ち寄り、コーヒーを「相手の分まで」買っておく。そして、会ったときに「○○さんの分も買ってきました。よかったらどうぞ」と、さりげなく手渡す。

テイクアウト用カップに入ったコーヒー
写真=iStock.com/ARISA THEPBANCHORNCHAI
※写真はイメージです

たった、これだけです。

「え、そんなことで何が変わるの?」そう思うかもしれません。しかし、この150円のコーヒーがもたらす効果は、あなたが想像する以上。