高齢の親が脳や心臓の病気、骨折などで入院したら……。年末年始に帰省して「親の介護」が頭をかすめた人も多いことだろう。いったん病気になると、杖や介助がないと自由に動けなくなることも珍しくないからだ。実は、万一親が倒れた場合、身内がいかに早く関連する制度の「手続き」をしてあげるかで、親の「生活の質」に大きな差が出ることをご存じだろうか?
たとえば、高額な医療費の自己負担限度額を超えた分が支給される高額療養費。その限度額を超える分を最初から支払う必要をなくす限度額適用認定証。自力生活が難しくなれば介護認定。後遺症が残るなら身体障害者認定も視野に入れることとなる。これらの制度は、ほとんどが申請しなければ何も始まらないものばかり。いくら健康・介護保険料を滞りなく支払っていても、誰かが動かない限り何も始まらない。
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