動脈硬化が起こるメカニズム

こうして活性酸素がLDLを酸化させると、LDLは形状や性質を変化させ、免疫細胞であるマクロファージが異物として認識する物質「酸化LDL」へと変わってしまいます。

変質した酸化LDLは、免疫細胞であるマクロファージが異物として認識することで取り込み、除去されていきます。しかし、すべてがすべて、うまくいくわけではありません。処理しきれない酸化LDLを抱え込んだマクロファージは、やがて内部が泡状に膨らんだ「泡沫細胞」へと変化し、“死亡”してしまうのです。

この泡沫細胞が血管壁に溜まり続けた結果、動脈硬化の根本現象である「プラーク(こぶ)」が形成されます。