5歳の頃、母親がおかしいと思った

足立さんの母親は、住宅系の自営業の祖父と専業主婦の祖母の間に生まれた一人娘だった。母親は高校を卒業して大手飲料メーカーに勤めたあと、団体職員に転職していた。

「祖父母も26とかで結婚していて、当時としては晩婚だったと思います。もともと母には結婚したい人がいましたが、祖父がものすごくプライドが高い人で、相手が長男だから、ひとり娘を嫁にやりたくなくて猛反対して別れさせました。そして知り合いに、『次男で婿養子になれる男はいないか?』みたいな感じで声をかけまくって、『独身で年の近い男性がいる、それも次男だ』と聞いて紹介されたのが公務員の父でした」

母親は31歳、父親は35歳で結婚し、翌年足立さんが生まれた。