診断されていないと共感が得られない
診断の拡散において、SNSの果たす役割は絶大である。XやInstagramでは、「#ADHD」「#うつ病」「#発達障害」といったハッシュタグを使った投稿が日々大量にシェアされている。これらの投稿は診断を核とした新しいコミュニティを形成し、同じ診断名を持つ人々の間での情報交換や相互支援の場となっている。
「ADHDあるある」「うつ病の日常」といった投稿には、「わかります」「同じです」「私もそうでした」というコメントが数百件つくことも珍しくない。診断名を共有することで生まれる連帯感や安心感は、孤立しがちな当事者にとって重要な支えとなっている。
20代の男性は、「ADHDのコミュニティに出会って、初めて『自分だけじゃないんだ』と思えました」と語った。診断名は、孤独を和らげる「共通言語」として機能しているのだ。
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