実行を妨げる「3つの要因」を解決する
実行モードは、得てしてなかなかうまくいきません。なぜなら、次の3つの理由で「切り替え」が生じてしまうからです。それぞれ対策も合わせて見ていきましょう。
①作業中の割り込み
②他のことが気になってしまう
③そもそも、計画が甘い
①作業中に割り込みが入る
「あ、こっちの作業、やらなきゃ」
=作業Aを進めている途中で、作業Bが割り込んでくる「切り替え」
例えば、作業中に「あ、新しいメールが届いた」とそのメールを開いて確認してしまうのは、典型的なタイプ①の「切り替え」です。「他の人に話しかけられて、作業を止めて会話する」のも同様です。
人間は元来、周囲の異変に敏感なので、長時間集中するようにはできていません。
太古の昔、人間がさまざまな外敵から身を守るためには、目の前のことに集中してはいけませんでした。わずかな変化にも敏感であるほうが生き残る可能性が高まりますから、目の前のことに集中することは、人間の本能に抗う行為なのです。
あなたが集中できない本当の理由
むしろ1つのことに集中することは、身の危険を高めます。ですから、かなり意図的に環境を整えない限り、集中できなくて当然なのです。
この切り替えの問題点は「せっかく進めていた作業Aのことを一瞬忘れてしまう」ことです。Aを進めている最中なのに、Bが頭に割り込んでくるので、Aについて考えていた「自分」がどこかに消えてしまいます。仕事Aと仕事Bの両方を進めている気になるのですが、実際にはAの作業効率が大幅に下がっています。
①の解決策⇒外部からの割り込みを防ぐ
重要な仕事に取り組むなら、集中できるよう環境や仕組みを整えることが大事です。
集中するためには、今ココで何をすべきかを1つに絞る。1つのことだけに集中している状態を作らなければなりません。
集中を妨げるもの、実行モードの自分を邪魔するものは、なるべく排除します。
