ペットとの暮らしを「やめざるをえない」という体験は、突然やってくる。その時どうするか。当事者となったノンフィクション作家の梶山寿子さんが、そのつらさと向き合い方を考えた。

15年ともに暮らしたチワワが急逝 どれだけ泣いたことか

ペットは飼い主の人生に無上の幸せと安らぎを与えてくれる。どんなときも自分を肯定し、寄り添い、ひたむきに愛してくれる――そんな存在が、ほかにあるだろうか。

だからこそ、それを失ったときの深い悲しみと喪失感はたとえようもない。日常生活もままならず、ただただ泣き暮らす日々が続くのだ。

10歳の頃からずっと犬を飼ってきた私も、何度かそんな経験をした。