「これが自分」は単なる思い込み
ファッション以外の「マインドレス」事例をいくつかあげてみましょう。
・挨拶の形骸化(心がない儀礼)
言葉としての「おはよう」「お疲れ様です」は言えるのに、相手の目を見ず、温度もない。
これは、社会人では特に多いです。
装いも同じで、見せかけだけ整えても、在り方が伴わなければ伝わりません。
・SNSでの“なんとなく同調”
流行っているから「いいね」を押す。炎上に乗って相手を深く知らずに叩く。多数派が安心なので意見を持たない。
ファッションにおける「量産型」「無難選び」と同じ構造で、自分の価値観で選ばず、外部の“空気”に装いを委ねてしまっています。
・会議での無難な沈黙
自分の意見があるのに言えない。否定されるのが怖くて、ただうなずくだけ。リスクはとらない。
これも、服選びにおける「黒を選んでおけば安全で無難」といったようなことと同じです。
・食事や生活習慣が投げやり
栄養や健康を考えずに食べる。何となくダラダラ飲む。逆にサプリメントに頼りきり。
こういった人は、自他を大切に扱う装いができない人と根っこの部分が似ています。
これらの習慣がいつの間にか定着し、進化しない自分を「これが自分」と思い込み、「これがこの業界」「これが会社」とすべてが“仕事の一部”になり、本当の自分らしさをないがしろにしているうちに、人生が終わってしまうかもしれません。
私はいつもこうした人たちに会うと、放っておけなくなってしまいます。


