地方都市が抱える“脆弱性”とは
東京には「世界都市としての東京」という物語がある。京都には「千年の都」という物語がある。福岡には「アジアへのゲートウェイ」という物語がある。では、周南市には何があるか。「コンビナートの街」。それ以上の物語を、この街は持っていない。
物語とは何か。それは、その場所に住む意味を与えてくれる「なぜ」への回答である。人間は、パンのみにて生くるにあらず。給与明細の数字だけでは、人は定住しない。特に若い世代は、自分の人生に「意味」を求める。その意味を提供できない街から、人は去る。至極当然の帰結だ。
改めて、ジェームスさんの移住がもたらした数字の意味を考えたい。
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