抗酸化作用が強いポリフェノールを含む紅茶

紅茶もまたすぐれた効能があります。漢方では色が濃いものほど体を温める作用が強いとしているので、お茶のなかでも濃い色をしている紅茶は体を温める飲み物の代表です。

また、抗酸化作用が強いポリフェノールを含み、さまざまな効果が報告されています。それらをまとめると次のようになります。

◇紅茶の効能

①紅茶ポリフェノールの抗酸化作用が活性酸素で細胞が傷つくのを防ぎ、老化、生活習慣病、がんの予防に役立つ
②食中・食後の血糖値の急上昇を抑える
③脂質の吸収を抑える
④タンパク質の糖化(余分な糖とタンパク質が結合して老化物質を生成すること)を抑え、老化を防ぐ
⑤殺菌、抗ウイルス作用でかぜやインフルエンザを予防する(赤い色素=テアフラビンの作用)
⑥香りによるリラックス作用

ハチミツや黒糖を入れて最強の飲み物に

すぐれた効果を持つショウガと紅茶を組み合わせたショウガ紅茶は、それだけでも万能ですが、「ハチミツ」や「黒糖」を入れることでさらにすぐれた飲み物になります。

書影
石原結實『超少食健康法 「空腹の時間」が病気を治す!』(新星出版社)

「ハチミツ」は古代エジプトをはじめ、古くから薬として重宝されてきました。エジプトのピラミッドの壁画には養蜂が描かれ、ミツバチを王位の象徴としていた地域もあります。ハチミツの効用を十分に理解し、活用していたことがうかがえます。

また、中国最古の薬物学の書である『神農本草経』でのハチミツの扱いは、「五臓の諸不足を安じ、気を益し、中を補い(胃腸の働きをよくする)、痛みを止め、解毒作用を発揮し、百病を除き、百薬を和す」と、まるで「万能薬」のようです。

ハチミツに強い殺菌力、防腐作用があることは、現代の成分分析で明らかになっています。また、腸内環境を整えて免疫力アップに役立つこともわかっています。

もう一方の「黒糖」も効能抜群です。

サトウキビの搾り汁を煮詰めて作る黒糖は、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄分などのミネラルのほか、ビタミンC以外のほとんどのビタミンなどの微量栄養素を含み、栄養満点です。

漢方では、胃腸を丈夫にし、肝臓を温め、体熱アップと血流を促す作用があり、血液を浄化するとされています。

健康効果はもちろんですが、ショウガ紅茶にハチミツや黒糖を加えると味わいがまろやかになり、おいしくなります。

体を温める効果が増すうえ、代謝を促進するビタミンやミネラルが豊富なので、病気や老化予防はもちろん、脂肪の燃焼が促されてダイエットにも役立つ最強の飲み物です。

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