日本へやってきた外国の衣服

日本の人々の服装が、着物から洋服へと変化したことを「洋装化」と呼びます。この「洋装化」や「洋服」という言葉に用いられる「洋」という字は、「西洋」の「洋」を意味しています。

歴史をさかのぼるならば、外国の衣服が日本へもたらされたのは、明治時代からの洋服だけではありません。奈良時代には中国の王朝である唐の装い、戦国時代には南蛮服と呼ばれるポルトガルやスペインの装いがもたらされましたが、その影響は一部の人々にとどまりました。

それに対して、幕末から流入した西洋のファッションは、その後すべての人々の装いを変えてしまったほどに大きな影響力をもちました。そのきっかけはなんだったのでしょうか。