貸し借りで壊れる人間関係

私は原則的には、誰に対しても、決して金は貸しません。なぜならば、貸すことによって、人間関係が壊れるからです。

友情の証として、私は、いくら頼まれても、「貸すことはできないから、自分でなんとかしてください」と言います。そうして、もしどうしてもそれを貸すことが必要だと思ったら、私は返してもらうことは最初から思いません。

たとえば、子どもがお金を落として電車に乗れずに泣いている、そんなときであれば千円札の1枚も渡して「これで切符を買って帰りなさい」ということはあるかもしれない。けれど、それは「上げてしまう」のであって、貸すわけではないのです。