『眠れなくなる宇宙のはなし』佐藤勝彦/宝島社

科学技術が進んだ現代でも宇宙の95%はいまだに謎だと言われています。古代より人類が宇宙・星にさまざまな思いをはせてきたのは、未知の部分に魅了されるからかもしれません。

本書は敷居が高いと思われがちな宇宙論をトリビア的な話も交ぜながら面白く解説しています。読んでいるうちにワクワクする、まさに眠れなくなるような宇宙の話です。この本を読んだ夜は「日常の煩瑣を忘れ、夜空を見上げて宇宙を思う……」そんな気持ちになります。続編である『ますます眠れなくなる宇宙のはなし』もさらに地球外生命体への興味をかきたててくれます。

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