「人任せ」「タダ乗り」が炎上を生む
これらはクチコミやレビュー、レシピといった投稿を集める、いわば“集合知”に依拠したビジネスモデルだ。当然ながら、選ばれるには「使い勝手の良さ」などの要素が必要だ。ただ、肝心なコンテンツそのものは、ユーザー頼みになっていることから、「人任せ」のような印象を与えかねない。
それは、たとえ規約などで利用者の事前許諾を取っていても同様だ。「伝えたい」という一般ユーザーの思いを利用した、ある意味での“やりがい搾取”だと認識されてしまえば、あまり良いイメージは持たれない。今回のレシピスクラップのように、他人のコンテンツを利用するとなれば、なおのことそうした印象が強くなる。
こうした「タダ乗り」批判に加えて、昨今の生成AI普及によって生じつつある「AI嫌悪」も、レシピスクラップ事案では、あまり良くない方向に傾いた。レシピのURLを貼り付けることで、AIが内容を抽出する仕様には、「人の気持ちがこもったレシピを、情報として機械的に処理している」と、感情論からの反発が出やすい。
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