日本語を「簡単な日本語」に言い換える
外国人にWhat is your boss like?(あなたの上司はどんな感じの人?)と聞かれたとします。
「彼女は勤勉な人です」と言いたいけど、そもそも「勤勉なんて英単語知らないぞ!」という人が多いと思います。あるいはTOEIC(L&R)で高得点の人なら頭の中ではこうなることがあるでしょう。「えっと、“勤勉”って……diligent? いや、industrious? どっちだっけ……?」
そもそも単語を知らないときも、適切な表現を瞬時に選べないときも、どっちのパターンでも英会話をちょっと「苦手」だと感じると思います。
実は、英語の「知識」に頼ろうとするとこうなるんです。
僕なら、こう考えます。「勤勉な人」をもし、小学生に説明するとしたら?「彼女は“仕事を頑張ってる”よ」。だったら英語は、こうなります。
She works hard.
これで十分にイイタイコトは伝わります。
そう、英語力じゃなくて「日本語の言い換え」がカギなんです。
相手がノンネイティブでも通じる言い方
多くの日本人が、「日本語→英語」の変換に苦しんでいます。でもその前に大事なのは、「日本語→簡単な日本語」の変換なんです。
僕はこの考え方を、「日日翻訳の原則」と呼んでいます。
このプロセスを踏むだけで、英語がスッと出てくるようになります。
え? 余計なプロセスが入るほうが反応が遅くなりそうだ? いえいえ、「あの単語なんだったっけ?」と思い出そうとするよりもはるかに速いですよ。急がば回れ、なんです。
それに、相手がアメリカ人やイギリス人のようなネイティブであればいいですが、もしノンネイティブ(日本の場合には地理的にアジア〈中国、韓国、ベトナムなど〉人と英語で話す機会が多いと思います)だったら、相手がdiligentやindustriousを知らないことだって十分にありえます!
だとしたら、それをどっちみち言い換えないといけないですよね。


