「世帯の資金計画にどう位置付けるか」がカギ
退職金は、制度上は個人に支給されるものですが、家計の中では「世帯の資金」として機能します。世帯全体の資金計画にどう位置づけるかがカギ。大きな出費と老後の生活資金、両方のバランスを見ながら受け取り方を選びましょう。基本的には税金面でのメリットが大きい一時金がおすすめです。
iDeCoの一時金と会社の退職金を両方受け取る場合は、受け取るタイミングに注意が必要です。2026年1月1日以降は、iDeCoの一時金を受け取ってから10年以上あけて会社の退職金を受け取ることで、それぞれに退職所得控除をフルに使えるようになります。
もし10年あけずに受け取ると、退職所得控除が調整され、同じ金額でも税金が増えて手取りが減る可能性があります。
手取りを最大化するなら、10年あけて受け取るのが基本戦略です。


