大フィーバーは起きなかった
アメリカの高校でHigh Honor student(最優等学生)と認められ、アメリカ政府が米国全体の上位5%の生徒に贈る「ナショナル・オーナー・ソサイティー」を受賞している。
その後、ハーバード大学経済学部に入学。優秀な成績で卒業後、帰国して東京大学法学部第3類(政治コース)に外部学士入学する。
在学中に外交官を志し外務公務員採用I種試験(外交官試験)に合格し、東大を中退して外務省に入省。
外務省の研修留学として、オックスフォード大学ベリオール・カレッジに留学と、外交官になるように生まれてきた女性だといってもいいのではないか。
彼女の東大の先輩に、現・財務相の片山さつき氏(66)がいる。
『週刊新潮』(1月15日号)によれば、彼女は数学者の朝長康郎の一人娘として、埼玉県浦和市で生まれ、子供の頃から“異次元”の天才として知られていたという。
当然のごとく東京大学文科1類に合格し、在学中に外交官試験に合格。その後、官庁の最高峰といわれる財務省(当時は大蔵省)に入省している。
雅子さんの経歴は片山氏と比べても何ら見劣りしない。
彼女には外交官として洋々たる未来が開けていたのだ。そこに皇太子からの思いもしない結婚話が持ち込まれた。
何度か「お断りした」ものの皇太子の強い思いや、「雅子さんのことは僕が一生全力でお守りしますから」という求愛の言葉にほだされたのか。それとも、父親が官僚だったため断りにくかったのか。雅子さんはついに承諾する。
しかし、雅子さんには恋人がいるという真偽不明な情報まで流れたため、紀子さんの時のような大フィーバーは起きなかったと記憶している。
17人の皇族すべてが鬱という報道
未知の皇室という世界に入ることに戸惑いはあったはずだ。将来の天皇の后、皇后になる女性だから、宮内庁を始めとして、周囲はそう相応の処遇をしてくれるはずだと、雅子さんも思っていたのではないか。
しかし、皇室というところは人権が守られないところだと気づくのに時間はかからなかった。
『文藝春秋』(2024年1月号)で、ここまでの雅子さんの長い道のりを振り返り、宮内庁幹部はこう明かしている。
「個人の人権が一切守られていないのが、今の皇室という場所です。選挙権や戸籍も無く、職業選択の自由や信教の自由も持たず、財産権も制限されている。どこへ行くにも側衛官が付き、何をするにも両陛下や警察庁長官、そして総理大臣に逐一報告されてしまう。皇族方は、監視下での生活を余儀なくされています。赤坂御用地や御所など、高い塀に囲まれた空間で、幽閉されているのと同じです。あるいは囚われの身にあると言ってもいいかもしれません。
現在、17人の方がいらっしゃる皇族の中で、精神面で鬱的な状況に陥っていない方は、一人もいません。皆さま、それを押し隠して公務や儀式に臨まれている」

