「世界一厳しい入国審査」のはずが…

機内食ですがイスラエルは厳格なユダヤ教の国なので、もちろん機内食もユダヤ教に合わせた食事です。そもそもユダヤ料理について、あまり深い知識はなかったのであまり気にしてなかったのですが、出てきたエコノミークラスの機内食は普通に美味しかったです。

新鮮なサラダやフムス、熱々のパンやトマトペンネなど、野菜多めでヘルシーでした。お菓子やジュースなど何度も出てきました。CAさんたちもとても愛想が良く、優しい人ばかりでした。

テルアビブ空港に到着しました。ここで最後の難関です。また、世界一厳しい入国審査を受けます。すでに覚悟はできていましたので淡々と進みます。飛行機を降りて少し歩くとキオスクが置いてありそこで外国人は顔写真の撮影とパスポート情報の読み込みをしなければなりません。操作は日本語にも対応していたのでここは簡単です。完了するとレシートが出てくるので受けとってさらに進みます。空港内はとても綺麗で先進的です。

ベングリオン国際空港にあるエルアル・イスラエル航空の航空機
写真=iStock.com/chameleonseye
※写真はイメージです

まさかの「質問ゼロ」でイスラエル入国

イミグレーションが見えてきました。自分から見て左側には大量のアフリカ系と思われる方々がまとめられて待たされているのを横目で見ました。おそらく審査にすごく時間がかかる人は選別されているのではないかと思いました。

陶山健人『世界史の食べ歩き方』(クロスメディア・パブリッシング)
陶山健人『世界史の食べ歩き方』(クロスメディア・パブリッシング)

審査場に入る手前に係員がいて、先ほどのレシートとパスポートを見せるように指示をしてきます。その係員の指示でどのレーンに並ぶのか指示されます。自分の順番が来たので進むと係員がレシートをチラ見してお前はこのまま真っ直ぐ進めと指示をされました。この時点でかなり緊張しています。

指示通り進むとそこは自動化ゲートでした。自動化ゲートの端末に先ほどのレシートのバーコードを読み込ませて扉が開きます。そしてその先は荷物受け取り場でした。えっ??? 混乱して言葉を失いました。荷物受け取り場の先は空港の外です。結果をいうとこれで入国審査は終わりでした。まさかの質問ゼロで簡単に入国手続きが終わってしまいました。

現在は電子渡航認証システム「ETA-IL」が日本人の入国には必要になりました。申請料は25シュケル(約1200円)が必要なので、ノービザで行けなくなったのでご注意ください。

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