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4つの「思考タイプ」

EGは脳科学にもとづいた思考と行動の分析技術(プロファイリング)のひとつであり、emerge(発生する)とgenetics(遺伝子)を組み合わせた造語である。アメリカではすでに30年以上の歴史を持ち、マイクロソフトやIBMといったグローバル・カンパニーが人材開発や組織の活性化のために活用している。

右脳と左脳という言葉をお聞きになったことがあると思う。そもそもこの言葉は、1970年代の後半から発達してきた「分割脳」という考え方から生まれた。右脳は直感的で左脳は論理的といわれるが、EGではさらに踏み込んで、脳を「抽象脳」と「具象脳」に分割して考える。つまり脳のタイプ(=思考のスタイル)を以下の4つに分けて考えているのだ。

・直感的+抽象的→コンセプト型(黄)

・直感的+具象的→社交型(赤)

・論理的+抽象的→分析型(青)

・論理的+具象的→ディテール型(緑)

これを図にまとめた。重要なのは対角線上にあるスタイル同士(黄と緑、赤と青)は会話がかみ合わないことだ。反対に、同じ思考スタイルの場合は何の努力をしなくても、阿吽の呼吸でスムーズな会話を展開してしまう。