苦手なあの人との距離を縮めたいと考えるなら、ぜひ、この法則を試してほしい。「出身地のDNA」を読み解けば、コミュニケーション上手になること間違いなし。これで、仕事も出世も恋愛も思いのままだ!
自己顕示欲が強い、政治好きの保守派
明治初期の官僚は、当然のことながら「薩長土肥」出身者で占められていたが、なかでも長州の人間が多かった。官僚は歌舞伎役者やタレントのように、父親が官僚だと息子も官僚になる確率が高い(外務官僚に東京出身者が多いのもそのため)。
山口男は議論好きで、総理大臣が8人も出た地域だけに政治好きも多い。金には細かくないが、体裁を気にするかっこつけしい。そのうえ、負けず嫌いで見栄っ張り。郷土意識も強く、先輩・後輩のつながりも大事にするのも大きな特徴。
「薩摩の大提灯、長州の小提灯」という言葉があるが、これは薩長が江戸入りしたとき、薩摩は大きな提灯を先頭にして歩いたが、長州は全員が小さな提灯を持って歩いたという話。自己顕示欲が強いことの表れである。