死は生の世界から死後の世界に行く中間点

欧米の人たちはそこが違います。ヨーロッパやアメリカのようなキリスト教の国は死後の世界を信じていますし、イスラム教国も死後の世界を信じています。死は生の世界から死後の世界に行く中間点(通り抜ける地点)という考え方です。

だから、生の世界での生き方によって、死後の世界で幸せになれたりなれなかったりすると考えます。ウォーレン・バフェットのように欧米の大富豪は生前に遺産のほとんど、莫大な金額の寄付を実行する例が珍しくないのも、そういったキリスト教の教え、生前の生き方が死後の世界の幸福度を決めるという考え方があるからでしょう。

そういう考え方は、死ねば何もかもなくなってしまうという日本人の絶対的恐怖感からすれば、死に対してはるかにリラックスした感覚を生み出します。それが表れたのが、あのコロナ禍のときでした。